ユーザー車検の受け方ではユーザー車検でのポイントやメンテナンス、書類などについて説明しています。
外廻り点検
【外廻り点検】
現在の乗用車はモノコック構造なのでフレーム部分は存在しないが。。。
ボディ各部の接合部の点検をしましょう。
フレーム、ボディの緩み、損傷

普通に走行していればまず問題はないと思うが、悪路(穴に落ちた)を走ったとか、縁石にぶつけてしまったなどのショックを受けた場合は特にフレーム、クロスメンバー(取り付け部)、ボルトの緩み・損傷の点検をしよう。開閉の多いドアはロック部(ストライカ)にガタが生じる場合があるので併せて点検しよう。
下廻り点検
【下廻り点検】
ここは普段見るかとが少ない部分だけに、ジャッキアップもしくはリフトアップしてじっくり見てみよう。しかし車載のジャッキだと倒れる危険性があるので下にもぐることは絶対にしないで下さい。リフトアップがベスト。
出来なければ無理にやらないこと。
ステアリングのロッド、アーム類

ステアルングギアボックスは緩みがないか、メガネレンチでネジを点検しよう。
ステアリングのロッド、アーム類はまず目視で確認。次に手で触って(揺さぶってみる)ガタや緩みがないか点検する。普通に走行していれば問題なし部分といえる。
ボール・ジョイントのダスト・ブーツ
10年以上経ってる車でない限りブーツが破れることはない。が、確認できるならしたほうがよい。
ブレーキのロッド、ケーブル類

点検ポイントは緩み・損傷・ガタ。ブレーキのケーブルが傷ついてないか、ケーブルのクランプが壊れてないか見る。
ブレーキ・ホース、パイプの漏れも一緒にみよう。
ブレーキ本体からエンジンルームまでブレーキのラインをしっかりたどりながら、傷、液漏れのチェックをしよう。
トランスミッション、トランスファ

オイル漏れの点検は勿論リフトアップもしくはジャッキアップをした状態で、クランクケースとの繋ぎ目などを重点的にみよう。量についてはオイル注入口(ミッションケースの)から指を入れて確認。
プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフト

プロペラ・シャフトは取り付け部(メガネレンチで)に緩みがないか点検。
ガタについては、手で揺さぶってみて確認する。ドライブシャフトも同様に揺さぶってみる。
走行中に変な音(ハンドルをきった時など)カタカタとしなければまず大丈夫。
エンジンオイル

オイル漏れはミッションとの接合部などから漏れることが多いのでここをよく点検しよう。ドレンポルトの締め付けが甘かったり、斜めに入れてしまっても漏れの原因につながるので、注意しよう。
駐車場など停車した場所の地面を見てもオイルや液漏れの簡単な確認も出来るので、普段からチェックしよう。
遮熱板
触媒など排ガス減少装置につけられている。緩みや損傷を点検。
エキゾースト・パイプ、マフラ

マフラーは振動がボディに伝わらないようゴムでジョイントされている。当然ゴムなので亀裂がないかよく点検しよう。また凸凹道を走ってマフラーがつくと損傷を受けてこともあるので一緒に点検しよう。
マフラー機能については、エンジンをかけて空ぶかしした状態で排気漏れがないか点検する。
漏れているところに黒いススがついていたり、音がしたり(ボソボソ)するので直ぐに分かる。
足廻り点検
【足廻り点検】
ここではサスペンション、ブレーキ、タイヤ、ホイールなどのチェックをします。
ホイール・アライメント
「1m前進してタイヤのズレ3㎜以内ならOK」って事だけど正確に点検するにはテスターがないと出来ない。タイヤの異常な摩耗、足廻りの事故、真直ぐ走らない(ハンドルを直進にした状態で)など何らかのトラブルが無い限り、ズレはないと思うけど、心配ならテスター屋とか予備検査場とか呼ばれてるところで点検するといい。
ディスクキャリパー、ホイールシリンダー

タイヤを外し、フルートが漏れていなければ汚れがつかないので直ぐに分かる。
マスターシリンダーでも同じこと。
ブレーキがきちんと機能していればまず問題ないと言える。
ブレーキ
ブレーキシューやライニングの点検は(点検項目でいう35・36・37)素人ではかなり困難な部分なので修理工場で点検整備してもらうとよい。特にブレーキ・ドラムの摩耗、損傷は実際ドラムをあけて見ないと分からない。
ディスクブレーキのパッドの厚さはホイールを外すと簡単に確認出来る。摩耗限界は1㎜となっているが鳴き(ブレーキを踏むとキ~~~~って音が毎回する)があった場合は交換した方がいいし、今回の車検じゃなく次回の車検まで持つか考え、厳しいなぁって思ったら交換した方がよい。
ブレーキ・ディスクの厚さは整備マニュアルで確認。ブレーキ・ディスクも少しずつ減ってる。
タイヤ、ホイール

タイヤの溝にスリップサインが出ていないか、均等に摩耗しているか、(均等じゃない場合はアライメントに狂いある可能性大)タイヤの側面にスリップサインの位置を示すマークがある。サインがでる前に安全性も重視して交換した方がいい。交換目安は普通走行なら3~5万㎞。
ホイールのボルト・ナットの緩みは1個ずつクロスレンチで確認する。
ホイール・ベアリングのがたはジャッキアップしてタイヤを上下左右に動かしチェックする。
この時、タイヤを回し異状な音がしないか確認する。
ガタがある場合はサスペンション系かベアリングか素人では判断出来ないので、修理工場に依頼するとよい。
サスペンション

これは下廻りの仕組みが分かってる人じゃないと点検は困難。しかし普通に走行してる分には事故を起こしてない限りガタ・緩み・損傷をしていることはない。心配な人は修理工場で点検整備してもらおう。
ショック・アブソーバー

ショック・アブソーバーからオイル漏れが無ければ、車検に通る。しかし、オイルが漏れていなくても内部のオイルが変質している可能性もあるので安全性を考え、4~5万㎞で交換するとよい。あくまでも目安だが。
エンジン・ルーム点検
【エンジンルーム】
最も重要な部分なので日頃からどこに何があるかチェックをしておこう。
自分で点検整備が出来なそうだ、不安だと思うときは迷わず修理工場でやってもらおう。
勝手にやって大きな事故や怪我を起こしてからでは洒落になりません。
【基本点検】
エアクリーナー

エアクリーナーケースを外して自分の目で確認する。汚れていたら当然交換。
加速感が悪くなったり、エンジンの吹け上がりがスムーズでなくなると交換時期。
ついでにケースも掃除をしよう。
パワーステアリング
ベルト部分はまずどのベルトがパワステベルトなのかを取扱い説明書で確認出来たら、ベルトを指で押し緩んでないかチェックする。緩んでいれば調整をしなくてはいけない。張りの仕組みが分かる人はやってみよう。自信のない人はむやみにやらないで修理工場などでやってもらおう。勿論ひびが無いかチェックするのも忘れずに!
オイルは量のチェックと漏れはないか、ブーツの破れはないか、目視で確認する。
ファンベルトの緩みや損傷も一緒に点検するといい。
スパーク・プラグ

スパーク・プラグを外して確認するのだが、外すには専用のプラグレンチが必要となる。
必ず専用のプラグレンチで外し全てを外したら、それぞれ並べて焼け具合を確認する。
キツネ色もしくはうっすらカーボンがついている状態ならOK!
白金プラグ使用はメンテナンスフリー(走行10万㎞まで)なので、省略できるが明示する必要があるかも。点火時期及びディストリビューターキャップについては、フルトランジスター式の点火装置なら、チェックしなくてOK!
ディストリビューターキャップはスパークプラグに高圧電流を配分する部品。太いコードが4~5本集まった黒い部分です。

バッテリー

スターターが良く回るなら問題なし。但し、振動でバッテリーのターミナルが緩んでいる事があるので点検する事。白く腐食していたら、ぬるま湯で洗い流すがブラシで擦る。
排ガス
車検場の検査ラインでCOとHCがチェックされるため、車検場の近くにある予備検査場で点検してもらうと安心できる。自分で点検する場合はアイドリング状態とカラ吹かしで点検できます。
極端に白かったり・青かったり・黒くなければ大丈夫。よほど年式の古い車で無い限り基準を満たしているはず。
ディーゼル車の場合、目視して黒煙が多くなければOK。多い場合は修理工場に持ち込み点検整備してもらおう。
燃料装置

燃料漏れの点検はエンジンルームを開け、目視で確認する程度でOK。
開けた時、ガソリンの匂いがしないかなど一緒に確認するといい。
下回りの燃料漏れはリフトアップやジャッキアップして点検する。
リンク機構の状態やスロットル・バルブ、チョーク・バルブの点検は手で動かして点検する。
冷却水

漏れの確認はLLCが通る部分は全部チェックしないといけないがラジエーターホースのアッパー側の痛みが早いのでそこを触って感じがブヨブヨしてないか確認してみよう。そこが大丈夫なら他も大丈夫だと思う。あくまでも目安です。
量も当然確認して少なければ、指定の濃度(地域に依って違う)のLLCを補充。
【消耗品部分交換目安】
エンジンオイル
交換目安・・・5000kmごと
こんなときは交換・・・オイルが真っ黒になっていたら即交換。いつもより燃費が悪くなってきたなぁ、加速が悪くなってきたなぁって時は一度確認して。
オイルエレメント
交換目安・・・オイル交換2回に1度
こんなときは交換・・・エレメントの事を知らない人はいないと思うけど結構重要な部分なので、オイル交換2回につき1度、強制的に交換してほしい。
ミッションオイル
交換目安・・・2年もしくは2万kmごと
こんなときは交換・・・マニュアル車でギアチェンジがスムーズじゃない、滑らかにいかず何となく引っかかるような感じがする時などは早めに交換。
スパーク・プラグ
交換目安・・・3万㎞以上
交換時の注意点・・・必ず指定のプラグを購入。品番も確認。取り外したときに確認。
あくまでも一般的な目安です。詳しくは取扱い説明書をよく読み、点検・交換をして下さい。
室内点検
【室内点検】
ここは専門的な知識などなくても比較的簡単にチェックできる。
ハンドルの操作具合
まず車を水平な場所で停め、タイヤを真直ぐ(直進状態)にしたら、ステアリングホイールに緩みやガタつきがないか上下左右に動かしチェックする。ハンドル外周部で遊びが0~30㎜ならOK。
ブレーキペダル
正確に測る為、フロアマットを取り外してから、ブレーキ・ペダルを目一杯踏み込み床板とペダルの距離をメジャーで確認。踏み代に異状がなければOK。
異状を感じ、何が原因か分からない人は修理工場などで見てもらおう!
パーキング・ブレーキ・レバー(ペダル)の引き代(踏み代)
パーキング・ブレーキは駐車ブレーキを引いた時ランプ(インジケーター)が点灯するかチェック。
また引き代は大丈夫かチェック。
パーキング・ブレーキの利き具合
聞き具合は駐車ブレーキを引いた状態で利くかをチェック。
クラッチ・ペダルの遊び、切れたときの床板との隙間
実際にアイドリングをさせ必ず駐車ブレーキをかけてから、1速に入れてクラッチをつなぎ、そこからゆっくり離していき、クラッチがつながる直前の状態で隙間が(床板とペダル)規定内かをチェックする。
車によって多少違いはあるが大体25㎜以上。
クラッチペダルの遊びは大体5~23㎜くらい。
AT車には無いので「/」をつける。
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